読み終えました。
他の本を挟みながら読んでいたのと登場人物の多さに、ところどころ分からなくなりながら…(^^;
十二国記シリーズの最新版(2019年発売)で、戴のお話です。
十二国記シリーズとは…、なんて、今さら説明の必要はないかもしれませんね。
小野不由美さんの大人気シリーズです。
NHKでアニメにもなっていますよね。
十二国記との出会い
私の十二国記との出会いは、図書館で借りた「魔性の子」
「白銀の墟 玄の月」の登場人物『泰麒』が起こした蝕の末にたどり着いた先の話が「魔性の子」です。
ですが、当時はそんな事はつゆ知らず、ホラー小説のひとつという認識で読んでいました。
実際、ホラー小説を探していて見つけた本だったので。
小野不由美さんも名前しか知らなかったのですが、ずいぶんあとになって綾辻行人さんの奥様だと知り驚いたものです。
魔性の子を読み十二国記を知り、読み始めてから今回ようやく追いついたところ。
いろいろ書くとネタバレになりそうですが、一言…
「泰麒 強くなったなあ!!」
もう親戚のおばちゃん感です。
それまでの泰麒が可愛い子供だったので、今作の成長に喜ばしくもあり寂しくもあり。
泰麒のことを思う驍宗様も良かった(語彙力
そして、あまりにもたくさんの人が居なくなる事に、戦いとはこうだよねと納得。
好きなキャラクターも嫌なキャラクターも、同じように死んでしまいます。
これから驍宗を支えてくれそうだった人々が居なくなっていくのはつらい。
それでも最後までハラハラしながら読みました。
琅燦の謎
そして、結局よく解らなかったのが「琅燦」のこと。
琅燦がやった事
- 阿選をそそのかして驍宗を討たせるよう仕向けた
- 阿選に妖魔を使わせた
- 泰麒の角を斬らせた
- 戻ってきた泰麒の真意を探る為、阿選に斬るように指示
やっぱり敵?? それとも味方??
私には、どうみても敵にしか思えないんですが…。
そそのかしたかと思えば、阿選の側に仕えていてもとても尊敬しているとは思えず、むしろ無礼な態度を取り続けていました。
さらに泰麒の「琅燦は敵じゃないです」というセリフ。
驍宗の騎獣『計都』を最後に連れてきたのも琅燦でしたね。
泰麒のあのセリフがあったとしても、このあと驍宗の下に戻れるとは思えませんが…どうなるんでしょう。
他にも忘れていることもあったので、もう少し時間が空いたら読み直してみようと思います。
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