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魔法の国ザンス1 カメレオンの呪文

原題 A Spell for Chameleon

1981年5月31日発行

本がボロボロなのは見逃してください😅

あらすじ

魔法の国ザンスに生きる者は、誰もが必ず魔法の力を持っているか、自身が魔法的存在である。

その国では、25回目の誕生日を迎えたあと、何らかの魔法の力を示せなければ追放されるという掟があった。

しかし、青年ビンクだけはその期限である誕生日の1か月前でも、まだ何の力も示せずにいた。

追放の期限が迫るなか、ビンクは自身の魔法の力を探す旅に出る。

おもな登場人物

ビンク北の村の青年。25歳の誕生日を目前にしても、魔法の力を示せずにいる。
カメレオン月の満ち欠けにより容姿と知性が変わる女性。
ハンフリーよき魔法使いと呼ばれる気難しい老人。
悩みを抱える者(または怪物)に答えを与える。ハンフリーの元にたどり着くまでには3つの関門がある。
トレント変身の力を持つ邪悪な魔法使い。嵐の王によりマンダニアに追放されている。
なんとかしてザンスに戻りたい。
チェスターセントールの男。
チェリーレディ・セントール。
ローランドビンクの父。金縛りの力。
ビアンカビンクの母。再生の力。
サブリナビンクの恋人。ホログラムの力がある。
嵐の王現ザンスの王。嵐を起こす力を持つ一流の魔法使いだった。
年老いた今、その力も失われつつある。

読後の感想

この本を読んだのが、かれこれ30年近く昔の事。

細かな内容までは忘れていましたが、すっかりハマって読んでいたのは覚えています。

ドラゴン、セントール、マンティコラ、パンの木に靴の木!

登場する人物で一番驚いたのは、月の満ち欠けによって見た目と知能が変化するカメレオン娘の能力。

そしてビンクの魔法の力にも!

作者ピアズ・アンソニイの想像力が本当に凄い(←語彙力💦

なぜ元々の住人ではない人間が魔法の力を得るようになったのか。

チェリーがビンクにザンスの歴史を教えてくれるシーンがあるのですが、その時読者にも自然に説明してくれています。

そしてビンクのほうもハンフリーの城に行く理由をチェリーに話します。

父も母も強力な力を持ち、先祖には魔法使いもいる…自分が魔法使いになってもおかしくないのに、いまだに魔法の力が表れない…と。

こんなに優秀な家系なのに、ビンクの力が無いのはなぜなのか?

この続きは是非本を読んでいただきたいです。

今は中古でお安く手に入りますし、図書館にもあるかもしれません。

この本のなかで様々な生き物が登場しますが、私のお気に入りはセントールのチェスターとチェリーです。

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