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読書で過ごすと決めた1日|おすすめしたい本

昨日はお休み。

簡単に家事を済ませて、本を読むべくコーヒーとお菓子を用意して、どっしり座り込みます。

ザリガニの鳴くところ

ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアは湿地の小屋でたったひとり生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女のもとを去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。

ザリガニの鳴くところ あらすじより

あらすじだけを読んで、推理小説だと思って借りてきた本。

良い意味で裏切られました。

単なるミステリーではなく、一人の人物の成長やそれに伴う恋愛事情に社会問題など、いろんな要素が詰まった1冊。

しかも、作者の書く人物・湿地の生き物、全ての描写が素晴らしく、どっぷりと感情移入していました。

特に幼いころのカイアの孤独を思うと涙が…(>_<)

もうずっと片手にティッシュを握って読んでいました。

作者のディーリア・オーエンズはもともと動物学者で、69歳で執筆した本作が初の小説なのだそう。

お昼ご飯を食べる時に中断しただけで、あとは夕方までずっと読みふけっていました。

こんなにも感動したのは本当に久しぶり!

まだ4か月残っていますが、今年一番の本になりました。

たくさんの人に読んでもらいたい1冊です。

映像化されたら観たいな~と思ったら、すでに映画化もされていたようです。

今、アマゾンプライムで観られるようなので、次の休みには観る予定(^^)

さすがに目が疲れた

というわけで、1日中本を読んでいたら、さすがに目が疲れたのかピントが合いません。

読書用には少しキツイ老眼鏡をかけるため、それも原因なのかも??

いつにも増してぼんやりとして見えて、普段使いの老眼鏡でもはっきり見えない状態に…。

読書はしたいけど、読んだあとに視力が落ちるのが困ったところです。

追記:アマゾンプライム「ザリガニの鳴くところ」

先日、アマゾンプライムで「ザリガニの鳴くところ」を観ました!

主人公カイア役の俳優さんがとても魅力的でした。綺麗だし普通の女の子と違うところもチェイスが執着する理由なのかも。

そして舞台のカイアの住む湿地ですが、本の中の「湿地」「沼地」の言葉のイメージで、もっとジメジメした暗いところを想像していたんだけど、全然そんなことありません。こんなにも綺麗な場所なんですね。

映像化されると、それまで想像でしかなかった風景や物をはっきりと認識できて良いですね。

映画では時間が限られていることもあり、エピソードが削られています。

カイアの兄(ジョディ)が湿地に戻ってくるシーンがあるのですが、カイアは最初、その男性が誰だかわかりません。

しかし、その男性の顔にある傷跡を見て昔の思い出がよみがえり、それがジョディだと気付くのですが、そのシーンはありませんでした。

ジョディの顔の傷跡も無かった(>_<)

好きなエピソードだったので残念です。

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