棚の整理をしていたら、古いそうめんが出てきました。
覚えているのは、実家からもらってきたという事だけで、賞味期限や消費期限を書いた箱などはありません。
去年の夏にはあったはず…
少なくとも10か月は過ぎています。
しかも、ジップロックで保存していたわけではなく、ビニール袋に入れただけ(^^;
一瞬、捨ててしまおうかとも思いましたが、それはちょっともったいない!
見たところ「カビ」も生えていないし変なにおいもしないので、茹でて食べました。
中途半端に2束だけだったのですが、家族でちょっと食べるのにちょうど良い感じ。
1人分ずつ小皿に盛って、錦糸卵・ハムのせん切り・ネギの小口切りを乗せて、めんつゆを少々かけていただきました。
今年初のそうめん。
少し不安だったけど、捨てずに食べて良かった。
そうめんの消費期限
乾燥させたそうめんには、特に設定はないそうです。
他の食品と同様に考えるなら、そうめんの消費期限の目安は3年から5年程度(三輪そうめん池利)
保存状態により、カビや虫が発生する事があるので時々チェックしたほうがよいかも。
そうめんの保存
茹でる前の乾麺は、通気性のよい冷暗所で常温保存できます(湿気の多いシンク下などはNG)
とは言え、カビや虫の発生が心配な時は、冷蔵庫で保存するのが良いかと。
その際はジップロックやタッパーなどの保存容器に移し替えてくださいね。
そうめんの塩分
そうめんは塩分が多いとよく耳にします。
私もそう思っていましたし、実際に乾麺の状態のそうめんは塩分が多いです。
ところが、これをたっぷりの湯で茹でて、しっかり揉み洗いすることにより、塩分はかなり減ります。
食品成分データベースを参考にすると
乾麺の状態のそうめん(100g)の塩分はおよそ3.8g これを茹でる事で100gあたりの塩分が0.2gになります。
手延べそうめんになるともう少し塩分が上がります。
手延べそうめん(乾)100gでおよそ5.8g 茹でたあとは100gで0.3gです。
これは、そうめんの塩分がお湯に溶けだすためです。
こうしてみると、ずいぶん減ったように感じますよね。
乾麺は茹でると重量が増える
ここで注意したいのは、茹でる事によってそうめんの重量も増えることです。
茹でるとおよそ3倍になりますので
そうめん(乾)100gを茹でて全部食べた時の塩分は、0.6g。
手延べそうめん(乾)100gを茹でて全部食べると、0.9gです。
これをそうめんつゆで食べると、塩分はさらに上がります。
ラーメンやうどんならともかく、そうめんつゆを飲み干すことはそうないと思いますが、、
塩分は気になるけど、そうめんは食べたい!そんな時は、つゆは気持ち薄めに薬味を多くしてみてはいかがでしょう?